3月1日(日)阪神競馬場で行われる第64回阪急杯(GIII、4歳以上、芝1400m)
出走登録馬、各馬の『ひとこと』考察です。
想定1~3番人気
ダイアトニック 北村友1400mは6戦して5-1-0-0とパーフェクト、ただし5勝のすべては直線平坦の京都コースでのもので、阪神コースの直線急坂を攻略する必要がある。この馬は急坂に差し掛かると上体が浮いてしまうことがあり、そうなると推進力を失うため最後に勝ち切れないという場面はありそう。
フィアーノロマーノ 川田踏み込みが力強く後躯な分、ゴール前急坂コースが得意。前走はスタートでワンテンポ遅れたためあの位置(⑧番手)からになったが、前付け先行策なら好走する確率は高いと思う。
ステルヴィオ 丸山1400mは初めてだがこの距離に短縮してきたのは特に気にならない。ここの結果によってこの先の進む道が変わってくるのかな。休養理由が喉なりだけなのか分からないが、9ヶ月の休み明けで試走になる今回この人気で妙味はない。
想定4番人気以下
マイスタイル 田中勝この馬は当たり前のことだが、内伸びなら内を通れて、外伸びなら外付けが叶う時に好走している。開幕週なので買い目には入れる、内枠を引くかもしくは思い切って逃げてほしい。
スマートオーディン 秋山去年の勝ち馬、それ以降は5戦5凡走。本来は2,3歳時に18~2200の重賞を3勝しているようにスローの瞬発力戦が得意な馬、それが気性的な問題で抑えが利かなくなり、この馬のペースに合わせて距離を短縮してきた経緯。それでも1600では引っ掛かり1200では忙しすぎる印象があって1400の流れが一番合うと思う。脚質的にアテにならないが最終追い切りが去年ぐらい良ければ狙ってみてもいいと思っている。
ロジクライ 岩田康去年の3着馬。1200mを2回使われて距離延長、久々の斤量56kという盤面。押さえでも買い目に入れておいた方がいいか悩み中。
ジョイフル 川又前走は直線いい感じで脚を伸ばしてきたがラスト100切った辺りで甘くなった。終始外追走から大外ぶん回しでさすがに厳しかったか、前走から人気が落ちるなら狙ってみたい。
ライラックカラー 木幡育瞬時に伸びる脚は無く、ジリジリ加速していくタイプ。内回りで位置取りによっては届かないという懸念あり。
ティーハーフ ○○何度も大敗から穴を開けている馬だが、10歳という高齢でもあり期待するにはちょっと酷か。
ストーミーシー 松若あまり大崩れはしない馬だが今回も展開待ちにはなってしまう。一発がないこともないと思っているが、開幕週ということもあって手は出しづらい。
ハッピーアワー 吉田隼それなりに差は詰めているが圏内までは遠い感じ。良くて掲示板までと捉えるのが妥当かな。
クリノガウディー ○○前走の東京新聞杯は最内競馬でポッカリ空いたINを突いてのもので再現性は低い。2走前のマイルCSでは今回想定上位人気のダイアトニックとフィアーノロマーノよりは先着していて妙味あり。問題は初めての1400mという距離になるか、マイルCSでもそうだったように前半から前向きな面もみせる馬なので、その点は大丈夫ではないかと思っている。
ベストアクター 浜中セン馬になってからは良馬場なら3-1-0-0という好成績。12戦目にして初めての右回り、大きな不安要素ではあるが見た目に右回りがダメという要素は見当たらない。
ディープダイバー 酒井春からの成長度としては同じ4歳馬と比較して見劣る内容。
ラヴィングアンサー 和田まだワンパン欠ける印象。レインボーフラッグの下という扱いで。
レインボーフラッグ 松山1年前になるがダイアトニックとは差のない競馬をしている。開幕週の綺麗な馬場はプラス。捌くのにロス増える多頭数戦はマイナス。
エスターテ ○○オープン昇級後の2戦はともに10着惨敗。力不足と見るのが妥当。
アンヴァル 藤岡佑良績は平坦に集中。 もう少し前で競馬したいようだが馬は反応せず。
以下、除外対象馬
サフランハート 幸
ニシノラッシュ ○○